速く走るためにも正しい姿勢は重要であることは、保護者の皆さんも理解しているかと思います。

ヴァンフォーレ甲府のフィットネス・ダイレクターを務める谷真一郎さんは、正しい姿勢を維持することが速く走れるようになる一つのポイントだと言います。さらに、猫背でプレーしていると視野が狭くなるのだそうです。良い判断をするためにも正しい姿勢を「当たり前」のものにすることが大事です。

スピード強化には、ダッシュやマラソンといった「走るトレーニング」ばかりになりがちですが、姿勢のいいわるいも大きく関わってくるのだそうで、良い姿勢、悪い姿勢のお手本も見せてくれたのでご覧になってください。

悪い姿勢はスピード低下だけじゃなく、身長の伸びにも悪影響

Jリーグの清水エスパルスの育成組織では、身体を強くするための興味深い取り組みをしていました。

「正しい姿勢」は良い選手の条件だとクラブの理学療法士およびアスリート育成コンディショニングコーチを務める齋藤佳久コーチは言います。

また、悪い姿勢はスピード低下だけじゃなく、身長の伸びにも悪影響するのだとか。

果たしてその理由とは。お子さんを大きくしたい親御さんにはぜひ知っておいてほしい事なのでご覧ください。

運動の基礎となる身体機能である姿勢維持は、運動能力向上のポイントの1つです。

「良い姿勢を作ったり、維持することは、運動を行う上でとても大切です。いわきFCでは食事中の姿勢なども注意するようにしています」と、いわきスポーツクラブのアカデミー、ドームアスリートハウスアスレティックアカデミー（以降DAHAA）のアドバイザーを務め、選手育成に長年携わる小俣よしのぶさんは言います。

多くの人がなりがちな「猫背」ですが、猫背でいることはケガリスクだけでなく、イライラやエネルギー不足の原因にもなるのだとか。

疲れやすさの原因にもなるなど、猫背を改善した方がいい理由を教えてくれました。