股関節の痛み『グロインペイン症候群』の予防ストレッチ
最近の子どもたちに増えている鼠蹊部(そけいぶ:大腿の付け根にある溝の内側あたり)周辺の痛み、いわゆる『グロインペイン症候群』。ボールを蹴る動作を反復した結果、股関節周りに負担がかかることで柔軟性と筋力が低下し、発症すると考えられています。慢性的な腰痛などがあるとバランスを崩した状態で走ったりボールを蹴るため、より発症しやすくなります。
グロインペイン症候群はその問題を抱えた本人たちの意識が高くないと、なかなか治すことができない症状ですが、原因が分かれば治療もしやすいですし、ストレッチで股関節の柔軟性を保つことで予防することも可能です。