「飛び込むな」はNG!? ボールを奪える子どもの育て方【クラウスの金言】
少年サッカーのピッチにこだまする、コーチやお父さんお母さんの「飛び込むな!」という声掛け。ゴールを守る場面で、子どもたちが相手選手のボールを奪いに行ったもののスカッと交わされてしまう。これは、ボールを奪える間合いやタイミングではない、相手選手がこちらのアクションに対応できる姿勢やタイミングで飛び込んでしまうために起こります。そこは、不用意に飛び込まずにボールを奪える間合いやタイミングになるまで我慢することがセオリーですが、これを子どもたちに理解して実行してもらうことは容易ではありません。しかし、だからといって子どもが「ボールを奪いたい」と思い起こした行動を、安に「飛び込むな!」の一声で片付けてしまっていいものでしょうか? もしかしたら、子どもには子どもなりの飛び込んだ理由があるかもしれません。