大島僚太も個人技を磨いた静学トレーニング
12月9日に開幕する東アジアE-1選手権。その日本代表の10番を背負うのが川崎フロンターレの大島僚太選手です。168cmと決して恵まれた体格とは言えない大島選手ですが、特徴は広い視野と判断力、正確かつ絶妙なスルーパス。そして卓越したボールコントロール術とドリブルです。
その高い技術力は、日本サッカー界の超名門、静岡学園サッカー部で磨かれました。静岡学園は「シズガク」と呼ばれ、三浦知良選手をはじめ数々の有名選手を輩出した個人技に定評のある強豪校。
テクニシャンが好む軸足裏どおし
ドリブル練習のひとつ、足の裏を巧みに使ってボールを引き、軸足の裏を通して方向転換するトレーニングです。どこの少年サッカーチームにもひとりは使い手がいるこのオシャレなテクニック。じつはコツをつかめば、それほど足元がうまくない子でも簡単にできてしまうのです。ぜひ、トレーニングで身につけましょう。
ボールを奪われそうなときの緊急回避テク
一度ボールを引いてから、またボールを押し出して前身するテクニックです。相手に距離を詰められてボールを奪われそうなとき、相手が足を出してきた瞬間にボールを引いてかわし、相手の体勢がくずした隙に方向転換してやり過ごすことができます。足元がうまくなくても、コツをつかめば簡単にできてしまうので、試合でチャレンジしてみてください。
ボールが足に吸い付くダブルタッチ(イン・アウト)
インサイドでボールを内側に移動させ、すぐさまアウトサイドで逆方向に進むドリブルテクニックです。インサイドに切り込むと見せかけてアウトサイドに抜けていきたいときに重宝します。この技術もコツをつかめば簡単にできてしまうので、チャレンジしてみてください。
ゼロ距離の相手を緊急回避する軸足ウラ通し
あっ、ボールを奪われる――
そう思った瞬間、ボールを引いて軸足のうらを通すテクニックで緊急回避します。高学年の試合になると、うまい子がよく使うアレです。今回紹介するこの軸足のウラを通すテクニックは、相手DFに間合いを詰められてボールを奪われそうなときに重宝します。
ダブルタッチのリフティング
試合で使う技術ではありませんが、ボールを扱う感覚やコーディネーションの向上にもつながるトレーニングです。これをマスターして普通のリフティングのなかに、なにげなくダブルタッチを盛り込むと、周囲をすこし驚かせることができますよ。
座ったままリフティング
こちらもボールを扱う感覚とコーディネーションを養うのに役立ちます。リフティングをしながら座ったり立ったり、さらには座ったままのリフティングにチャレンジしてみましょう。
足を地面につけてのリフティング
落ちてくるボールの落下点に足を合わせて、地面に足の裏を着けたままボールをバウンドさせるリフティングです。インステップ、インサイド、アウトサイドなど様々な足の部位を使ってチャレンジしてみましょう。
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