「口出し」と「過保護」はイコールではない! 村松尚登さん&小澤一郎さんに聞く『バルサ超え』の方法
スペインでは保護者がおとなしいのかというと全く逆で、日本ではあり得ないほど過干渉で、監督は『絶対に保護者からのコーチングを聞くな』とクギを刺すほどなのだそう。そういった指導者の助言のおかげか、自分で考えて決断できる選手が育つ土壌があるようです。
過保護にならず放任にもならないためには、どうすればいいのか。
かつてFCバルセロナスクール本校コーチを務めた松村さんと、日本とスペインの両国で育成年代の指導経験があるジャーナリストの小澤一郎さんに、お話を聞きました。
どこまでがサポートでどこからが過保護ですか?
お子さんが学校やサッカーに行くとき、忘れものをしていることに気づいたら、あなたはどうしますか?
忘れものを届けにいきますか?
あるいは、お子さんが道をあるいているとき、つまづいて転んだとしたら、どうしますか?
起き上がれるように手を貸しますか?
子どものサポートは親の役目です。しかし、サポートが過ぎるとそれは過保護になってしまいます。サポートと過保護、その境界線はどこにあるのでしょうか。
サッカー少年・少女のお父さんお母さんが実践すべき、子どものサポートの仕方を、FCバルセロナのキャンプやスクール運営などを手掛ける浜田満さんに伺いました。
過保護は男をダメにする!選手権4強の國學院久我山も実践する"自立"の育て方
サッカーの強さもさることながら、超進学校として高いレベルで文武両道を実践していることで知られる國學院久我山高校。
李総監督は、現地集合、現地解散もサッカーのトレーニングだと言います。
また、合宿に行く際の荷物について、『パンツ何枚、ストッキング何枚』と細かく指示をするクラブを『いいクラブ』と錯覚する親が子どもをダメにするとも語ります。
未成年なので「保護」は大事ですが、「過」保護になりすぎず自立を促すヒントがありますのでご覧ください。