自分で考えるサッカーを子どもたちに。
コミュニケーション、折れない心、運動能力
サッカー上達には、ピッチ内での技術・戦術練習だけでなく、ピッチ外での人間的成長や、自分の体を思うように動かす能力をはじめとする運動能力がかかわっています。
それらはさまざまな指導者の方も言っています。今回はサカイクキャンプの菊池健太コーチ（ヘッドコーチ）が外部の指導者とそれらについて対談した記事をピックアップして紹介します。
サッカーの技術向上と人間的な成長ができるサカイクキャンプはこの春も開催します。
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キャンプでは数的優位を作る意識など、コーチが指示しなくても『人が少ない、空いている方へ行こう』と考えることができるフニーニョを導入。局面を打開する練習を行います。
サッカーの技術、戦術だけでなく、人としての成長も掲げているサカイクキャンプを、ほかの指導者はどう感じるのか。
興國高校サッカー部監督として、30人以上のプロ選手を輩出した内野智章さんとサカイクの菊池健太コーチの対談を改めて紹介します。
小学生年代だけでなく、高校年代でも求められるスキルについても言及しています。
＝対談一部抜粋＝
・自分を出していくことや誰かと関わることの重要性を、サッカーを通じて伝えています
・「失敗する勇気」をどう持たせるかが大事です
・できない自分が恥ずかしいから止めてしまうのか、悔しいから練習するのかで、その後の成長が変わってきます
・得意な部分を伸ばして欲しいという想いを持っています
子どものメンタルを強くしたい、という要望をサカイクにもよく寄せられます。
ですが、親御さんたちの思うメンタルの強さと、今の時代に求められる強さのイメージが少し異なることも。
強い精神で困難をどんどん乗り越えられればいいですが、挫折したときにポキッと折れて、立ち上がれなくなることも。
それよりは、挫折を引きずりすぎず、自分で立ち上がれる心を育てることが現在社会において大事なことです。
そのためにはスポーツ、その中でもサッカーがいいという声も聞きますが、どんな理由なのでしょうか。
サカイクの菊池健太コーチとチームビルデイングでおなじみ、福富信也さんに「しなやかな心を育むのに、サッカーが適している理由」について聞いてみました。
子どもの運動能力の低下が進んでいるといわれていますが、サッカーの現場にかかわるサカイクキャンプの菊池健太コーチと、Jクラブのフィジカルダイレクターを務める谷真一郎コーチは、「中間層が減り二極化している印象」と言います。
実際に現場で子どもたちに接している2人に、どんなふうに指導に当たっているのか聞きました。
保護者の皆さんは意外かもしれませんが、運動能力を伸ばすカギの１つに「自己肯定感」があります。その理由とは？
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