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お父さんコーチや少年団にオススメのトレーニング特集
団子サッカーから脱却しよう!「運ぶか、パスか」を選べる選手を育てるトレーニング
公開:2026年11月 5日
サッカーの指導を学ぶことができる動画配信サービス「COACH UNITED ACADEMY」では、指導経験の浅いコーチに向けて、U-8~U-12年代を指導する際の参考になる動画を配信中だ。
今回のテーマは「U-8からサッカーの駆け引きを知ることで、サッカーの楽しさと競技の理解を促す練習法」。指導するのは、FCパルティーダ新潟で代表を務める諏訪田祐希氏だ。
諏訪田氏はジュニアから1種まで幅広い年代を指導し、指導歴は20年を超える。2021年に「ENJOY FOOTBALL ACADEMY」を設立し、2025年にジュニアチーム「FCパルティーダ新潟」、2026年にジュニアユースのチームを立ち上げた。
前編では、ボール回しで判断力を高める4対1と、ドリブルとパスの使い分けを学ぶ、2対1のトレーニングを紹介してもらった。(文・鈴木智之)
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「広がろう」と伝えるだけでは解決しない
U-8の年代はボールの周りに選手が集まる、いわゆる「団子サッカー」になりやすい。諏訪田コーチは、ただ広がろう、離れようと声をかけるのではなく、「どこに立つとプレーしやすいのかを感覚的に理解できる要素を、トレーニングの中に織り込んでいる」と話す。
「相手と駆け引きをしながら、パスなのかドリブルなのかを自分で選択できるようになってほしい。難しい戦術を教えこむのではなく、シンプルなトレーニングの中で、選手自身が、見て考えて判断することを身につけていきます」
最初のメニューは、3タッチ以内の制限をつけた4対1のボール回し。選手たちにはセンターバックやボランチなど、ポジションをイメージしながらプレーしてもらう。
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ポイントは、ボール保持者がフリーであればすぐにパスをせず、まず運んで相手を引きつけること。そして、相手が食いついてきたらパスを選ぶ。ボールを持たない選手は、相手と同じライン上に立たずにパスコースを作ることを心がける。
諏訪田コーチは「ボールを持っている人は、正面の選手にボールを届けることが最高のプレー」と提示。ゴールは真ん中にあるため、真ん中を目指そうという狙いだ。
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そのために、ボール保持者の脇にいる選手には、相手からずれる方法として「ボールに近づく」「真ん中から離れる」の2つを示した。
また、ファーストタッチの置きどころについても、デモンストレーションを交えて、具体的に伝えていく。
「右足で蹴りたいなら、右足の小指の前に止めるのが最高。右も正面も2方向に蹴れ、守備がいる方とは逆の、スペースがある方にボールを持ち出せる。もし1回で止めることができなかったら、自分が動くか、ボールを動かす。この2つにチャレンジしてみよう」
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諏訪田コーチのわかりやすいコーチングは、ぜひCOACH UNITED ACADEMY動画で確認してほしい。
ドリブルとパスの使い分け
続いては「2対1の前進のトレーニング」を通じて、ドリブルとパスの使い分けを学んでいく。
ルールとしては、攻撃側はドリブルかパスでラインを突破し、守備側はボールを奪ったら素早くゴールを狙う。ここでも基本は「相手が来なければ運ぶ、来たらパス」という判断だ。
「ボール保持者がフリーであれば、すぐにパスをするのではなく、自分でボールを運んで前進すること。この『来なければ運ぶ、来たらパス』という判断をベースに、相手が何を守ろうとしているかを見て判断する、相手を動かし、空いたところを使う考え方を身につけてもらいます」
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諏訪田コーチはパスの受け手の位置、2種類のドリブルについてもデモンストレーション。さらに上達するためのポイントとして「ピン止め」を紹介した。
「相手が一歩近づいてきた瞬間にパスを出されると、守備は戻れない。それはパスもドリブルも同じ。相手が来た瞬間に、その矢印の反対側を使えるとチャンスになる。このタイミングをつかむとうまくなるよ」
守備の駆け引きを学ぶ
守備側には、相手がドリブルで進む「前の道」と「パスコース」のどちらかを消すよう指示。両方の選択肢を残すと攻撃がプレーしやすいので、諏訪田コーチは優先順位の高いゴールルート(前の道)を消すことを勧める。※エリアによってやるべきことは異なる。
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さらに、ボールを奪いに行くと見せて行かない、ゆっくりいくと見せて突然スピードを上げて寄せるといった変化で、相手を困らせる、守備の駆け引きも伝えていった。
指導の詳細やトレーニングの組み立て方を知りたい方は、ぜひCOACH UNITED ACADEMY動画で全容を確認してほしい。
攻守ともに、ジュニア年代で学びたいエッセンスが詰まっているので、参考になるはずだ。
【講師】諏訪田祐希/
新潟県新潟市出身。
大学卒業後、出身クラブで指導を開始し、これまでにジュニア、ジュニアユース(JY)、2種、1種と、幅広い年代の指導を経験。指導歴は20年を超える。
2021年には、「個人技術の向上」と「戦術的に賢くプレーできる選手の育成」をメソッドに掲げ、「ENJOY FOOTBALL ACADEMY」を設立。
2025年には、同メソッドを基盤に、個人技術の向上と戦術理解の実践を通じて、確かな実力を身につける選手の育成を目指すジュニアチーム「FCパルティーダ新潟」を立ち上げた。さらに2026年にはジュニアユース(JY)世代のチームも立ち上げ、ジュニアからジュニアユースまでの一貫した育成環境の構築に取り組み、新潟のサッカー育成環境の発展に力を注いでいる。
また、2021年からは母校である東京学館新潟高校サッカー部の外部コーチとしても活動し、高校年代の選手育成にも携わってきた。現在は自身が運営するアカデミーおよびクラブチームでの指導を中心に、選手の個人技術向上と戦術理解の育成に力を注いでいる。
2024年には大分県やタイで出張トレーニングを実施し、多くの選手や指導者との交流を深めた。自身も成長マインドセットを大切にし、常に学び続ける姿勢を持ちながら、日々選手の育成と指導に励んでいる。
【保有資格】
日本サッカー協会公認B級ライセンス
JFA公認キッズリーダー
保健体育教員免許
特別支援教員免許
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