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- 蹴球子育てのツボ ~サッカーで子どもは一人前になる~
- 自主練しない子に本人が気付くまで待つ、という回答に全く納得いきません。一生気づかない子にも見守り続けろというのか問題
蹴球子育てのツボ ~サッカーで子どもは一人前になる~
自主練しない子に本人が気付くまで待つ、という回答に全く納得いきません。一生気づかない子にも見守り続けろというのか問題
公開:2025年2月26日 更新:2025年3月18日
■気づくまで待たずに世話を焼き続けたら、指示されないと動けない大人になるリスクがある
(写真は少年サッカーのイメージ ご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)
最後に、「本人が気づくまで待つのは本当に子どもためになるのか」という質問ですが、気づくまで待たずに世話を焼き続けていれば、誰かに何かを指示命令されないと動けない大人になってしまうリスクがあります。
その理由や根拠は、こちらの連載のそこここに書かれています。この回で200回を迎えました。よろしければご高覧ください。
お母さんももしかしたら、うまくいかないことがあり悩まれているのでしょうか。何かありましたらまたお便りいただけたらと思います。

島沢優子(しまざわ・ゆうこ)
ジャーナリスト。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』『東洋経済オンライン』などでスポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実 そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート 夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』(小学館)『世界を獲るノート アスリートのインテリジェンス』(カンゼン)『部活があぶない』(講談社現代新書)『スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか』(文藝春秋)『オシムの遺産 彼らに授けたもうひとつの言葉』(竹書房)など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著・小学館)『教えないスキル ビジャレアルに学ぶ7つの人材育成術』(佐伯夕利子著・小学館新書)など企画構成者としてもヒット作が多く、指導者や保護者向けの講演も精力的に行っている。日本バスケットボール協会インテグリティ委員、沖縄県部活動改革推進委員、朝日新聞デジタルコメンテーター。1男1女の母。
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構成・文 島沢優子
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