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【動画】元日本代表DF岩政大樹が教える、確実にディフェンスが上手くなる方法
縦パスを入れさせないポジション取りで、動き出しを速くしてボールを奪う守備のコツ
公開:2018年9月18日
鹿島アントラーズで数々のタイトル獲得に貢献し、チームの黄金期を支えた選手の1人で元日本代表のセンターバック、岩政大樹がディフェンスが確実に上達するポイントをアドバイス。
守備の常識を疑い、自分なりのプレースタイルを作り上げていったことで、常勝・鹿島アントラーズで10年もの間ポジションを守り続けた岩政さんが、自らが戦いの中で失敗と成功を繰り返して獲得した守備理論を解説します。
身体の向きや動かし方だけでなく、どうしてそのプレーが大切なのかを理論的に説明します。また、動画では本人が実演してプレーのポイントを解説。
守備のやり方で悩んでいる少年少女はもちろん、お父さんコーチ、指導者も子どもたちの指導の参考にしてください。
第3回目は、中盤での守備で大事なポジショニングをご紹介します。相手に縦パスを入れさせず、チャンスがあればインターセプト出来る位置取りを覚えて攻撃を寸断、自チームのチャンスにつなげましょう。
(提供:ストライカーデラックス)
■相手とゴールを結んだ線上からボールサイド側へ
<ポジション取りで注意する点>
1.相手(マーカー)よりもボールが右側にあれば、相手の右に移動
2.相手(マーカー)よりもボールが左側にあれば、相手の左に移動
<イラストで解説>
■相手とゴールの間では対応が後手になる
相手とゴールの間にポジションを取ることは絶対にNGではありませんが、いくつかのデメリットが生まれてしまいます。
イラスト内にある①のように縦パスを入れられると、動き出しの早いFWがいれば、先にボールに触られてしまいます。また②のように足元へのパスが来ても、相手FWの体にじゃまされてインターセプトが難しくなります。
対応が後手に回り、その後の状況が悪くなる可能性が高いのです。
縦パスを入れられやすく、インターセプトも難しい
■ボールサイド側だと先手を取れる
相手が最初にやりたいのはイラスト内の①の縦パスを入れることです。これはボールサイド側に立つことで対応できます。
次の選択肢が②の足元へのパスですが、パスが出たタイミングで動き出せば、インターセプトを狙えます。
横パスを選択したら、再びボールサイド側に移動すればいいのです。
縦パスを阻止でき、インターセプトも狙えるポジション取り
次のページでは岩政さん自身が動画で「良い例」と「好ましくない例」を実演し、動き方のポイントを解説してくれています。相手選手とボールの位置をよく見てどう動けばいいかを教えてくれているので、よく見て練習の参考にしてみましょう。
次ページ:動画でマスター「縦パスを入れさせないポジション取り」のコツ
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