1. サカイク
  2. 連載
  3. 元日本代表・北原亘が教える サッカーに活きる!フットサルのおススメ個人プレー
  4. 第2回 「サイド前方エリア」で得する「フェイク」と「中トラップ」

元日本代表・北原亘が教える サッカーに活きる!フットサルのおススメ個人プレー

第2回 「サイド前方エリア」で得する「フェイク」と「中トラップ」

公開:2018年3月 7日 更新:2018年4月26日

キーワード:サイドトラップフェイクフットサル

フットサルはピッチが狭く、相手との距離が近いのが特徴です。しかし、そうした距離感でうまくプレーできるようになると、ピッチが広くなるサッカーでは自分の頭や体の動きに余裕が生まれ、いいプレーがたくさんできるようになります。


ではどうしたら狭いピッチでうまくプレーできるのか? フットサルのピッチを、いくつかのエリアに分けて考えてみましょう。(構成:ストライカーDX編集部)

<< 前回 | 連載一覧 | 次回 >>

■攻撃的なプレーを仕掛ける「サイド前方エリア」

「サイド前方エリア」は、攻撃的なプレーをして、できるだけゴールに直結するプレーが求められるエリアです。相手の位置や味方の状況を見て、パスで行くか、ドリブルで行くかの判断をしましょう。

■相手との距離を作る「フェイク」

詰めてきてもさらに「中トラップ」がある

サイド前方で味方からのパスを受けるときに困るのが、相手が近くでマークしているケースです。そんなときは相手の裏へ抜けようとする動きから急ターンで元いた場所に戻ってくる、「フェイク」の動きを使います。

相手を遠くへ動かして、相手との距離を作ってから足元でパスを受けます。相手がそれでも食らいついてきた場合は、中方向に少し転がしながらコントロール(「中トラップ」)して、足元に突っ込んでくる相手をかわす方法もあります。

■フェイクをかけて足元でもらう

イラスト1.jpg
前後へ動くフェイクをかけて相手と距離を取ります

PH1-1.JPG
1.相手が近い距離でマークしています

PH1-2.JPG
2.縦方向にダッシュして、相手を釣ります

PH1-3.JPG
3.すぐにターンして戻ってきて......
PH1-4.JPG
4.相手と距離を取って足元でボールを受けます

■相手がついてきたら、さらに中トラップ

イラスト2.jpg
相手が食らいついてきたら、中トラップで離れます

PH2-1.JPG
PH2-2.JPG
PH2-3.JPG
1.縦へ行くフリをして相手を釣り、戻ってきます

PH2-4.JPG
PH2-5.JPG
2.相手がそれでもついてきたら、中へトラップ

PH2-6.JPG
3.相手から離れて次のプレーへ行きます

■相手の状況でトラップを使い分ける

狭いピッチで相手が近い中、フェイクをかけて相手との距離を取り、ボールを受けたときに余裕を持つのが大切です。そして相手の状況によってボールをその場に止めるのか、中へトラップするのかを使い分けられるようになるといいでしょう。

北原亘(きたはら・わたる)
Fリーグ名古屋オーシャンズのキャプテンとして、リーグ9連覇に貢献。フットサル日本代表で2度のワールドカップに出場。2016年に引退。現在はクリニックや普及活動で全国を飛び回っている。


サッカー少年の子育てに役立つ最新記事が届く!サカイクメルマガに登録しよう!

※メールアドレスを入力して「登録」ボタンをクリックしてください。

メールアドレス

1

サカイク公式LINE
\\友だち募集中//

子どもを伸ばす親の心得を配信中!
大事な情報を見逃さずにチェック!

友だち追加
サッカー少年の子育てに役立つ最新記事が届く!サカイクメルマガ
構成:ストライカーDX編集部

募集中サカイクイベント

サカイクイベント一覧

関連記事

関連記事一覧へ

元日本代表・北原亘が教える サッカーに活きる!フットサルのおススメ個人プレーコンテンツ一覧へ(5件)

コメント

  1. サカイク
  2. 連載
  3. 元日本代表・北原亘が教える サッカーに活きる!フットサルのおススメ個人プレー
  4. 第2回 「サイド前方エリア」で得する「フェイク」と「中トラップ」