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サッカーの各ポジションの役割、動く範囲やポジショニングを効率的に教える方法はある?

公開:2022年10月14日 更新:2024年4月22日

キーワード:サッカーを理解スポ少トレーニングポジショニングポジションの役割少年団指導者池上正

■育成年代の選手がミスするのは「認知・判断」の部分が8割

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(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)

 

オランダ在住の倉本和昌さんによると、認知・判断・行動のうちで育成年代の選手がどこで最もミスをするかといえば、認知と判断のところが8割だそうです。

行動、つまり止める、蹴るといったスキルのミスは2割だけです。日本の選手は、足元の技術ばかりを切り出して練習し、認知・判断のところを早くから学ばせていないようです。日ごろの練習で雨が降ったら、ぜひビデオレクチャなどの座学を取り入れてください。

そのためにはコーチ自身が理解しなくてはいけません。育成年代に伝えたい原理原則は、私が監修したメニューを扱った何冊かの書籍に詳しいです。この連載のアーカイブにもたくさん載っています。

 

▼池上正さんの著書(一部)
池上正の子どもが伸びるサッカーの練習(池田書店)
「蹴る・運ぶ・繋がる」を体系的に学ぶ ジュニアサッカートレーニング(カンゼン)

 

 

池上正さんの指導を動画で見る>>

 

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池上 正(いけがみ・ただし)
「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。
大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。
12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさい サッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
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文:島沢優子

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