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あなたが変われば子どもは伸びる![池上正コーチングゼミ]

ギャップを作ってそこに入る、使う ができない。どう教えたらギャップを作る動きを習得させられるか教えて

公開:2024年10月20日

キーワード:ギャップをつくギャップを作るスペースを使うポジショナルプレー

 

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■ギャップの意識は2、3年生から養っておいたほうがいい

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(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません

 

2対2のワンツーパスも同じことが言えます。例えばボール持っている選手がいます。それにマークしている選手がいる。もう1人にも同じようにマークされている状況で、ボールがない選手がいったん外に広がると、その選手をマークしてる選手はついていくしかなくなります。

そうすると2人のディフェンスの間が空きます。次の瞬間ボールを持っていない選手が素早くデフェンスの間に走り込むと、一瞬2対1になります。

パスをした選手がギャップの中に入ってワンツーパスをもらう。そのような感覚は、低学年の2年生、3年生あたりでしっかり2対1をやって養っておいてほしいものです。

そうしないと、高学年になった6年生で「ギャップをつこう」と伝えてもすんなり理解できません。トレーニングは下の学年からの積み重ねなのです。

 

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池上 正(いけがみ・ただし)
「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。
大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。
12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさい サッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。

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構成・文 島沢優子

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