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サッカー少年なら習慣にしたい!シチュエーション別ストレッチ18

明日の試合は休めない!過度な疲労を和らげる部位別ストレッチ

公開:2016年8月23日

キーワード:コミュニケーションストレッチポカリスエット水分補給親子でできる

ジュニア年代のサッカー少年・少女たちはすくすくと身長が伸びる一方で、見た目ほどには、まだ筋肉が発達していません。だから、体の部位によっては必要以上に負担がかかっていることもあるそうです。そんな子どもたちのために、お父さんやお母さんができることといえば、体のケアです。本連載では『自宅で簡単にできるケア』にテーマに、サッカーでよく使う股関節まわりと肩甲骨まわりをほぐすストレッチを中心に全6回ご紹介します。(取材・構成 サカイク編集部)
 
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<<子どもの元気がないときはコレ!親子でできる3つのコミュニケーションストレッチ
 
 

■過度の疲労を和らげるおすすめストレッチ

連載最終回は、過度の疲労を和らげる部位別ストレッチです。お父さんやお母さんと一緒にコミュニケーションを図りながら行うものもあるので、心身ともにリラックスできるはずです。今回は腰から背中、肩から脇と膝から股関節の内側、膝から股関節と腰の側面を伸ばす3つのメニューを紹介します。
 
【過度の疲労を和らげる! 部位別ストレッチ】
メニュー1.腰から背中
メニュー2.肩から脇、膝から股関節の内側
メニュー3.膝から股関節、腰の側面
 
この部位別ストレッチの利点は、日頃は気にしない、また一人では伸ばしにくく、疲労がたまっているところを狙ってケアすることで、次の練習や試合でのパフォーマンスアップが期待できることです。
 
基本的には10〜15秒かけてゆっくりとそれぞれの部位を伸ばし、疲れの回復に努めてください。風呂上がりや寝る前など、少し筋肉が緩んだ時に気軽にやることをおすすめします。
 

■腰から背中にかけてのストレッチ

 
メニュー1は腰から背中にかけて全体的に伸ばすストレッチです。お尻を左右にブラさずにしっかりと空に向かって持ち上げ、横に倒れないように手で支えます。そして、ゆっくりと10〜15秒かけてその部位を伸ばせば腰回りがすっきりとした気持ちになります。
 

■肩から脇、膝から股関節の内側にかけてのストレッチ

 
メニュー2は肩から脇、膝から股関節の内側を伸ばすストレッチです。ポイントは息を吐きながらゆっくりと体全体を前に倒すことです。背中だけを必死に前に倒すと効果が半減するので、このメニューで狙った部位が伸びているかを意識しながらやってみましょう。お父さんやお母さんは、背中というより骨盤の上部を押してあげると、体全体が前に倒れます。
 

■膝から股関節、腰の側面にかけてのストレッチ

 
メニュー3は膝から股関節、腰の側面を捻るストレッチです。このストレッチは捻るため、地面からお尻が浮く可能性があります。そうすると効果が減少するため、お父さんやお母さんがお尻を浮かさないようにサポートしてあげましょう。膝を90℃より深く曲げることで、より股関節周辺の筋肉がケアできます。2つの部位を捻りながら伸ばすので、それぞれのポイントに注意してよりよい疲労回復を目指しましょう。
 
 
 
長尾樹
広尾にあるコンディショニングルームTEETER TOTTER(ティータートッター)のマネジャー。18歳でアスレティックトレーナーを志し専門学校へ入学。アスレティックトレーナーの資格取得の勉強と同時にサッカー、ソフトボール、ラグビーと様々なスポーツ現場での実習経験を積む。卒業後、20歳で鍼灸あん摩マッサージ指圧師の資格取得を目指し再度専門学校へ入学。その後もスポーツ現場、都内の鍼灸マッサージ治療院での活動を経て、2014年TEETER TOTTER設立。


<告知>
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