17日、J1第2節が行われた。

 

埼玉スタジアム2002では浦和と柏が顔を合わせた。浦和にとっては昨シーズンの最終節で柏を相手に敗北し、ホームで優勝カップを掲げられるという屈辱を味わった相手だ。だがこの日は36分に、デスポトビッチがリーグ戦で初得点となる先制弾を決める。その後は押し込まれるも、体を張った守備で守りきった。

 

長居競技場ではC大阪vsG大阪の「大阪ダービー」が行われた。2シーズン連続で無冠に終わっているG大阪は、新監督のセホーンがすべてのタイトルを目指すとしていた。だが日本代表MF遠藤を中心に攻め込もうとするもサポートが少なく、遠藤自身のミスも目立ちなかなか攻撃の糸口をつかめない。もたついているうちにC大阪がペースを掴むと、前半19分にブランキーニョの移籍後初ゴールで先制した。その後、直接フリーキックを沈められ追いつかれたが、ロスタイムにケンペスがヘディングで押し込み、劇的な勝利を飾った。

 

昨季2位の名古屋はアウェーでFC東京に3-2で敗れた。前半に玉田の得点で先制するが、後半に入って石川の2ゴールなどで逆転を許す。セットプレーから永井のゴールで反撃を試みるが追いつくことはできず、1点差で敗れた。

 

J1第2節結果

 

鹿島 0 - 1 川崎F

浦和 1 - 0 柏

横浜FM 0 - 2 仙台

新潟 1 - 2 大宮

C大阪 2 - 1G大阪

清水 2 - 1 広島

磐田 2 - 1 鳥栖

神戸 2 - 1 札幌

F東京 3 - 2 名古屋