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2019年6月24日
日本サッカー協会がユニセフの「子どもの権利とスポーツの原則」に賛同すると発表
昨年11月にユニセフ(国連児童基金)と日本ユニセフ協会が発表した「子どもの権利とスポーツの原則」に、公益財団法人日本サッカー協会(以下、JFA)が賛同するとし、6月13日に発表会を行いました。
スポーツと子どもの課題に特化した、「子どもの権利とスポーツの原則」では、スポーツが真に子どもの健全な成長を支え、子どもの権利促進に寄与する社会となるよう、スポーツ団体、指導者、企業、学校、家庭を含め、スポーツに関わるすべての関係者のための行動指針を示しています。
JFAでは、同原則を一部参考にして作成した「サッカーファミリー安全保護宣言」を2019年5月に発表しており、暴力・暴言の根絶、指導者の適正な配置、医学的なサポート、暑熱環境下でのサッカー活動の在り方など様々な角度から子ども達、そしてサッカーファミリー全員が安心・安全にサッカーを楽しめるための環境整備を進めていくと発表しました。
日本ユニセフ協会大使を務める長谷部誠選手からもメッセージが届いていますので、ぜひご覧ください。
長谷部誠選手からのコメント動画を見る>> ※JFAのサイトに飛びます
登壇者のコメント(一部抜粋)
田嶋幸三 JFA会長
これまでJFAは暴力・暴言の根絶に向けて様々な取り組みを進めてきました。しかし、残念ながら指導現場での違反行為は一向になくなる傾向にありません。
われわれは、子どもたちが好きなサッカーを心から楽しみ、生涯を通じてサッカーに関わっていけるよう、体罰や暴言といった問題にゼロ・トレランスの姿勢で臨むこととしました。
「子どもの権利とスポーツの原則」に沿った取り組みを推進していくとともに、サッカー活動が子どもの健やかな成長や地域社会の発展につながっているということを多くのサッカーファミリーが認識し、誇りを持って活動してもらえるような土壌をつくっていきたいと考えています。
『子どもの権利とスポーツの原則』10か条とダウンロードはこちら>>