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履正社高校が中学年代を対象とした「履正社サッカーアカデミー」を設立 【練習会、セレクション開催】

公開:2024年10月21日

元日本代表のドイツ ブンデスリーガで好調のFW町野修斗(キール)やFW林大地(ガンバ大阪)やMF田中駿汰(セレッソ大阪)など、多くのプロ選手や日本を代表する選手を輩出してきた履正社高(大阪)が、来年度から中学年代を対象とした「履正社サッカーアカデミー」という組織を立ち上げ、「RISEISHA U15」とのチーム名で活動をしながら、ジュニア年代の選手を対象にしたスクールも行っていくと発表しました。

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以前から育成年代の重要性や一貫指導の大切さを重視し、下部組織として附属中学の強化も検討していましたが、現在は部活の地域移行が進んでいるため、クラブチームの設立に至ったそう。

この10月から活動拠点である「履正社茨木グラウンド サッカースタジアム」の人工芝の張替え、拡張工事にともない、フルコート1面からフットサルコート2面を追加した恵まれた環境に生まれ変わり、中学生も満足に活動できる体制が整ったことも下部組織誕生のきっかけになりました。

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中学生年代の選手育成に取り組むのは世界を見据えてのこと。

先日のユーロで活躍したスペイン代表のFWラミン・ヤマル(バルセロナ)のように世界には17歳、18歳で活躍する選手がたくさんいますが、日本にはまだまだ少ない状況です。

Jリーガーになって終わりではなく、10代のうちからプロの世界で活躍できる選手を育てようと考えると育成速度を速めなければいけないとの考えで組織を立ち上げました。

「高校年代が育成年代のラストスパートだと考えると中学生年代は凄く大切。幼少期から積み重ねてきたものに基本戦術の理解を深め、高いインテンシティーの中でプレーできる選手に育てていく作業が必要。

ただ、海外のように17歳、18歳の選手がプロに入ってすぐ活躍できるための準備は高校の1年、2年では足りない。中学生のうちにサッカ一選手としてのベースが身に付くようにしたい」

そう話すのは履正社高の平野直樹監督で、サッカーの原理原則を理解し、勝利を目指しピッチで起こっている状況に応じて何をすべきか瞬時に理解し実践できる力を中学生のうちから、身に付けられるよう活動をしていくとのことです。

スタッフ陣は育成年代の指導経験が豊富で、多くのJリーガーや代表選手の育成に携わったコーチが就任する予定で、平野監督もアカデミーダイレクターとして選手の育成に携わります。

 

<練習会、セレクション実施予定>

選手の一人ひとりに目が行き届く指導をするため、1学年25名ほどの少数精鋭で活動したいと考えており、10月24日(木)から練習会、12月1日(日)・5日(木)にはセレクションを実施予定。

詳しくは履正社高校サッカー部のHPを確認してください。


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