ネットの声が後押し!? 子どもの気持ちを人質に自分の欲を満たす体罰指導者が減らない理由
度々報じられる指導者から選手への暴力。
選手の成長を一番に考える指導者も増えていますが、まだまだ威圧的な指導が残っているチームも。
ネットでは「体罰は暴力と違う」といった声が寄せられることもありますが、そういった社会の声が、スポーツ指導の現場での暴力を後押しすることも......
コーチが怖いと練習も怖くなる。
この春、日本サッカー協会が暴力・暴言について、これまで以上に厳正な姿勢で臨み、一切の妥協も許さない"ゼロ・トレランス"を目指すと表明しました。
先日もユニセフの「子どもの権利とスポーツの原則」に賛同すると発表しています。
子ども達が安心・安全にサッカーを楽しめるための環境整備を作るため、大人は何をすればいいのか。
参考にしてほしい記事をご紹介します。
度々報じられる指導者から選手への暴力。
選手の成長を一番に考える指導者も増えていますが、まだまだ威圧的な指導が残っているチームも。
ネットでは「体罰は暴力と違う」といった声が寄せられることもありますが、そういった社会の声が、スポーツ指導の現場での暴力を後押しすることも......
「お前らはたるんでいる! 気合が足りない。そんなことでは試合になんて勝てない!!」と指導者が怒って罰走させる光景を見たことはありますか。
気合が入るどころか、罰走の日常化は選手にネガティブな要素しかもたらさないのです。試合後の罰走が選手にとって有害であることは科学的に証明されています。
とくに小・中学生時の高負荷のダッシュのやりすぎはご法度
横浜DeNAの筒香嘉智選手が少年時代に所属していた「堺ビッグボーイズ」の瀬野竜之介代表は、子どもたちの将来を見据えた育成指導に当たっている方です。
ですが、過去にはそうでなかった時期もあったそうで「昔は勝つことが子どものためになると信じて疑わなかった」と明かしてくれました。
そんな日々のなかで、教え子からの衝撃のひと言で「自分の指導は本当にこれで良かったのか」と自らを振り返り、指導のアプローチを変えた瀬野さん。
子ども達のために行った改革とは